こんにちは
管理人の pirika です
関西では、毎年、1月9日から11日は、えびす祭りでにぎわいます。
今回は、えびす様やえびす祭りについて調べてみました。
えびす様とは
えびす様は、福徳円満、商売繁盛、大漁満足の神様です。
えびす様は、事代主(コトシロヌシ)と同一とされる説と蛭子(ヒルコ)さまという日本の神様と同じという説があるそうです。
関西のえびす様をまつる代表的な神社
えびす様の総本社は、兵庫県にある西宮神社です。
こちらは、蛭子神社の一つだそうです。
ここで有名なのが、「福男」選びです。
出典:https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202301/0015953356.shtml
1月10日の朝5:30に門が開き、男たちが一斉に神社まで走って1~3番までが福男に選ばれます。
その起源は、十日えびすの朝、えべっさん(えびす神)の信者が「参拝の一番のり」をしようと自宅から走ってお参りしたのがはじまりだとか。
あともう一つ有名なのが、
大阪府にある今宮戎神社です。こちらは、事代主神を祀っています。
そして有名なのが幸福の使者 福娘のご奉仕です。
出典:https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/221209/20221209025.html
福むすめは、毎年9月から募集が始まり、いろいろな審査を経て11月下旬から12月初めに福むすめが決まります。私が子どもの頃は、ミスコンテストのような感じでテレビでも審査が流れていました。
おいべっさん
このえびす様、関西では、だいたい「えべっさん」と呼ばれています。
関西では、だいたい神社や神様に「さん」と敬称をつけますね。
天神さん(天神社や天満宮)、八坂さん(八坂神社)、えべっさん(戎神社)などです。
私の住んでいる徳島県も大阪の影響を受けているエリアでえびす祭りが1月9日から11日にかけてにぎわいます。
徳島は、今宮えびす神社と同じ事代主を祀った事代主神社で行われるのですが、
「えべっさん」と呼ばすに「おいべっさん」と呼びます。
「えびすさま」→「えべっさん」→「いべっさん」(訛ったそうです)→「おいべっさん」(おをつけて丁寧にした)
といった由来があるそうです。
徳島では、通り町のおいべっさんと呼ばれています。
そんな「通り町のおいべっさん」(えびす祭り)は、徳島市の「とくしま市民遺産」の認定を受けた神社です。神社って宗教的なもののはずなのに徳島市のホームページでも紹介されています。
それだけ多くの人に愛されているお神さんなんですね。
いろいろ検索していると「おいべっさん」と呼んでいるのは、「徳島県」と「静岡県」なんだそうです。こんなに離れているのに同じ呼び方って不思議ですね。
歴史的につながりがあるのでしょうか?機会があったら、調べてみたいです。
くまでで福をか き集める
おいべっさんのとき、境内で、笹に福俵やタイを結んだものや熊手においべっさんや大黒さんや福俵を付けた熊手を購入します。
縁起ものですね。商売をしているところは、1年間この笹や熊手を飾って1年ごとに新しいものに変えます。
出典:https://www.city.tokushima.tokushima.jp/kankou/shimin_isan/culture/035.html
「商売繁盛でささもってこい!」って歌がありますね。
ささは、笹と酒をかけているんでしょうかね?
ところが、関東では、えびす祭りがみあたりません。
関東では、幸福を招く熊手は11月の酉の日に行われる「酉の市」で購入します。
ところ変われば・・・ですね。
まとめ
1月9日は、宵えびす、10日は、本えびす、11日は、残りえびすと言われ、
3日間神社をその周辺はとてもにぎわいます。
徳島のおいべっさんもコロナ前は、大勢の人が集まっていましたが、コロナになって、少しにぎわいも減ったように思います。
そんな「おいべっさん」(えびす祭り)は、徳島市の「とくしま市民遺産」の認定を受けた神社です。神社って宗教的なもののはずなのに徳島市のホームページでも紹介されています。
それだけ多くの人に愛されているお神さんなんですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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