池田誠(くしまアオイファーム会長)は逆境をサツマイモ一本勝負で乗り越えてきた男の経歴は?【カンブリア宮殿】

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こんにちは。
管理人のピリカです。

10月にはいり、すっかり秋らしくなりましたね。
食欲の秋。
さつまいも、栗、きのこ、さんま・・・・おいしそうなものを想像してしまいます。

今回は、その中の「さつまいも」で
逆境を乗り越えてきた男!
くしまアオイファーム会長 池田誠さんについて調べてみました。


出典:https://www.inseason.jp.net/producer/201510/

池田誠さんの経歴は?

名前 池田誠さん(いけだまこと)
1970年 宮崎県最南端の串間市で代々続くサツマイモ農家に生まれました。
サツマイモの生産は、昭和初期、池田誠さんの祖父がデンプン用サツマイモの栽培に着手したことに始まったそうです。
宮崎県立日南農林高等学校卒業
宮崎県を離れ就職
1992年父親が体調を崩しUターンし就農しました。
その後、父親が急逝し、実家を継いだそうです。

40歳でJAへの出荷をやめてスーパーとの直接取引や海外への輸出で規模を拡大し、
2013年の法人化。
宮崎県串間市に本社を置く農業法人 株式会社くしまアオイファームを設立したそうです。

サツマイモ一本で勝負し乗り越えた逆境とは?

池田誠さんは父親の跡を継ぐと市場出荷を縮小しつつ全国に直接営業を展開していったそうです。

一方で串間市の地元JAでは、2004年頃にサツマイモの輸出を日本で初めてスタートさせ、香港を皮切りに宮崎産サツマイモは人気を博し、シンガポールや台湾にも販路を拡大していたそうです。

当然、池田誠さんが作ったサツマイモも輸出されることになっていたそうです。
でも、500gのサツマイモの出荷にかかる経費を引くと手取りは45円。
「これはどう考えてもおかしい。」と思ったそうです。

そこで、「自分が作ったサツマイモを自力で、もしくは池田誠さんの考え方に賛同してくれる農家を集めて輸出できれば、消費者には安く、生産者の手取りは、より高くできるのではないか。」と思い、農業法人化に至ったそうです。

また、
串間は保守的で閉鎖性が強い地域でなのに郷土愛には乏しく、農家も総じて自分の仕事に誇りを持てずにいたそうです。池田誠さん自身も 農業があまり好きではなかったそうです。

池田誠さんは、40歳を迎えて、「農業という仕事を誇れるようになろう、そのためには退路を断って、まず自分自身が変わらなければならない。」と考えたそうです。

池田誠さんは、九州一の産地である串間市の青果用サツマイモに絞って事業を行うこうことは、絶対に間違っていないという確信があったそうです。
それで法人化も考えたそうです。

市場では、店に並べたときに見栄えが良い大きめのサイズの評価が高くなりますが、消費者が買いたいのは食べやすい小さいサイズというニーズを調査で見つけたそうです。

㈱くしまアオイファームのサツマイモは、
独自に小畦密植栽培法(商標登録)を開発して小ぶりなサツマイモの効率的な生産をするようになったそうです。
『小畝密植栽培』は植える本数も多く、栽培にかけるコストは上がります。それでも大事にしているのは買ってくれる人にあわせること、ニーズにあわせて栽培することだそうです。

㈱くしまアオイファームは最先端の設備を整え、輸出にも力をいれているそうです。
東南アジアでは、小ぶりのさつまいもの需要が多いそうなので、人気なのだそうです。

同社が輸出するサツマイモは香港、シンガポール、台湾の3国で99%を占めているそうです。
まだまだ、これからもいろいろな地域へ広げていくそうです。

2018年10月、同社は宮崎大学農学部との共同研究講座「MTALab」を設立し、育種、機能性、栽培貯蔵技術、未利用資源活用など、サツマイモに関する複数の共同開発研究を通して、新たなイノベーションの創出と人材育成を目指しているそうです。

また、契約農家の事業継承を支援する取り組みも始めているそうです。
・高齢化や後継者不足に伴い、農地を借り上げ、農家は社員として農業を続ける
・農業機械のリース代行や繁忙期の作業代行なども行う

個人だけでなく、地域の農業を守り、長期的な視点で戦略的に、生産者にもっと利益を還元できるようなシステムを考えるのが今後の課題だそうです。

まとめ

サツマイモ農家に生まれながら、きらいだった農業。その農業を継いで、法人化までしてしまった池田誠さん
個人の生産者だけでなく、地域や今後の生産者のことまで考えるようになったそうです。
生産方法から出荷、出荷先まで、いろいろな改革で逆境を乗り越えたようです。

 

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