こんにちは。
管理人のピリカです。
今回は、ストリートアーティストの西野達さんについて調べてみました。
西野達さんは、公共性の高い場所に私的空間を出現させる大型プロジェクトを行うことで国際的に知られるアーティストだそうです。
どのような経歴の方なのか?作品は、どのようなものがあるか?を調べてみました。
西野達さんのプロフィール
西野 達さんは、1960年愛知県生まれ。
東京、熱海、およびベルリン在住です。
武蔵野美術大学では、絵画を学び、修了間際あたりから、アートに対して袋小路に入り始めて、アートから距離を置く為にしばらくは遊んでいた時期があったそうです。それで、アートという概念が生まれたヨーロッパへ行って、本物の作品を見ながら美術史のおさらいをしようと考えたそうです。それで、一旦、1987年ドイツの寿司屋に就職したそうです。
お寿司屋さんの仕事に明け暮れていたそうですが、制作意欲がわきでてきて、ミュンスター芸術アカデミーを受験し、合格し、彫刻を学んだそうです。 以後1997年からは主にヨーロッパで活動。公共空間を中心に大型プロジェクトを行い、現在はベルリンと東京に拠点を持ち、各都市を行き来しながら活動しているアーティストです。
西野達さんの作品は、独創的なユーモア溢れるアイデアは常に世界中をあっと驚かせ、普段アートに関心のない一般の人にアートの可能性を問いかけるようです。
西野達さんの展示作品はアートの新しい方向性を示しながら時代の最先端を走っているようです。
西野達さんは、「誰も思いつかないし、やったことがないこをとやるのがアーティストだ。」と語っています。
出典:https://casabrutus.com/categories/art/382243
西野達さんの作品はどのようなものがあるの?
西野達さんの作品は、公共空間を使ったものがおおく、期間限定ものが多いようです。
2011年の「シンガポール ビエンナーレ」でのマーライオンを取り込んで部屋にある置物かのように変貌させたホテルを建設した「The Merlion Hotel」
マーライオンホテルは、世界各地でおこなってきた「ホテルプロジェクト」の一環だそうです。夜20:00-翌朝9:00まではホテルとして泊まれて、日中は一般に無料で公開して中を見れるようになっていたのだそうです。
出典:https://muterium.com/magazine/stories/tatzu-nishino/
意外にも宿泊費は周辺の相場とそれほど変わりませんでした。約1万円〜1万5千円で宿泊可能と、それほど高額ではありません。普段現代アートにあまり興味がない人たちに作品を経験してもらいたいというのが大きな理由だったそうです。
2012年ニューヨークのプロジェクト「Discovering Columbus」(Public Art Fund)
コロンブス像をリビングに建てた部屋だそうです。
2014年のロシアのエルミタージュ美術館内のインスタレーション「So I only want to love yours」(Manifesta10)など。
日本では
2005年「横浜トリエンナーレ」
2006年銀座エルメスでの「天上のシェリー」
2010年「あいちトリエンナーレ」
2017年「西野 達 in 別府」
別府名勝『地獄めぐり』にちなんで『芸術めぐり』をテーマに中心市街地の各所に大型の屋外インスタレーション作品4点と写真作品9点を展示したそうです。
油屋ホテル内の油屋熊八の像
出典:https://www.cinra.net/article/report-201811-anishkapoor
2023年11月12日24時間限定で
渋谷のハチ公生誕100年(1923年11月10日生まれ)を記念して
ハチ公銅像を囲むように「ハチ公のベッドルーム」を出現させるようです。
*この記事を書いている時点ではまだ内容は公表されていません。
まとめ
西野達さんは、独創的なユーモア溢れるアイデアは常に世界中をあっと驚かせ、アートに興味のない人も興味を持ってしまうほどのもののようですね。ただ、長期に見られるのではなく、期間限定ものが多いようです。
西野達さんは、大学を卒業後、ドイツに渡るとき、とにかく、食べるものに困らないだろうとお寿司屋さんに就職したそうですが、その考え方もユニークですね。
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