こんにちは。
管理人のピリカです。
パリオリンピックが終わりましたが、次は、パリパラリンピックが始まりますね。
そんな中、SNSで誹謗中傷する投稿をしたということでアーチェリーのパラリンピック代表選手の重定知佳選手が話題になっています。
重定知佳選手の経歴や今回のSNSの投稿でなぜ賠償命令を受けたのか?パラリンピックの代表選手としてそのままなのかを調べてみました。
出典:https://official-dynasty.com/player/%E9%87%8D%E5%AE%9A%E7%9F%A5%E4%BD%B3/
重定知佳選手の経歴は?
重定知佳(しげさだ ちか)
1982年11月22日生まれ
福岡県北九州市八幡西区出身
中学2年生の時、両足が麻痺する進行性の難病「HTLV-I関連脊髄症(HAM)」と診断され、歩行が困難になる
出身高校 福岡県立折尾高等学校
高校卒業後、八幡西区内の企業に就職
2002年に会社の同僚の誘いで車いすテニスを始めたそうです。
このころは、まだ自力で歩いていたので車いすに乗ったことがなかったそうです。
一時は日本ランキング6位まで上り詰めたが、もともとチェアワークがいまいち苦手だったのでコート内を激しく動き回りながら強く打ち返す選手が出てくるようになると、勝てなくなっていきました。
そのため、11年間続けた車いすテニスを2013年に現役を引退しました。
その後2年間は、舟釣りをして楽しんでいたそうですが、もっと刺激が欲しいとおもっていたところに2015年に出会ったのが、アーチェリーだったそうです。
地元のクラブに通いながら練習を重ね、2016年の全国障害者スポーツ大会で優勝。この大会で引退しようと思っていたら、その試合で、憧れの上山友裕選手に偶然出会い、フォームを見てもらったら、ほめてもらったことで「もう少しやってみよう」となったそうです。
自動車内装メーカー会社である林テレンプ(本社名古屋市)にアスリート雇用で所属している。
重定知佳選手は、なぜ賠償命令がでたの?
重定知佳選手は、パラアーチェリー選手の小野寺朝子さんのブログに匿名で名誉を傷つけるコメントを書き込んだとして、小野寺朝子選手が重定知佳選手に損害賠償を求めていた裁判で、東京地裁は8月6日、名誉毀損を認めて、同じパラアーチェリー選手でパリ・パラリンピック日本代表の重定知佳さんに約124万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
小野寺朝子選手は、同じパラアーチェリーの選手から誹謗・中傷されるとは思ってもみなかったと言っています。
民事で損害賠償請求訴訟を起こすつもりはなかったが、投稿者だと特定された重定さんが変わりなく競技大会に出場していたことに失望したという。
「重定さんは私より成績は圧倒的に格上の存在でしたが、今回の投稿にも、それが発覚した後にも、スポーツマンシップは感じられず、同じスポーツ界で活動するアスリートとして許してはいけないと思いました」
2021年1月5日、競技に関する小野寺さんのブログに、匿名で次のような2つのコメントが書き込まれた。
「いい加減もう東京パラも無理だし代表入りも無理なの気づきませんか?悪あがきもほどほどにした方がいいですよ」
「ルール違反してない?してるから言ってるんですけど。車いすに乗って競技してはいけないのに車いすに乗ってますよ」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/eff7ac485ecb33e5df2e4991bcadb4f86a6823e9
パラ代表はそのまま?
賠償命令がでてもそのまま選手活動を行っていた重定知佳選手。
判決が出た後もなにも反応がなかったが、重定知佳選手は8月23日、弁護士を通じて「軽率な投稿により、小野寺朝子選手を傷つけてしまった」などと謝罪するコメントを公表して、パラ代表選手を辞退したそうです。
まとめ
パリオリンピックでは、選手へ誹謗中傷するSNSがいろいろあったようですが、匿名なので訴えられないような感じでしたが、今回の重定知佳選手のことを見ていると匿名で投稿しようが、結局だれが投稿したのかがわかるというものでしたね。
せっかく、よい選手だったのにとても残念な出来事でしたね。
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