紫式部(源氏物語の作者)の家族や仕事は?【NHK大河ドラマ光る君へ】

スポンサーリンク

こんにちは。
管理人のピリカです。
令和6年になりました。
今年もよろしくお願いします。

さて、新年になるとHNKの新しい大河ドラマの始まりですよね。
今年は、「光る君へ」ですね。
初めての平安時代の物語。そして7年ぶりの女性が主人公のドラマです。
主人公は紫式部紫式部といえば源氏物語
ここまでは、みなさんよくご存じですよね。
でも、案外、紫式部の経歴などはご存じないかもしれません。
今回は、紫式部について調べてみました。

スポンサーリンク

紫式部の家族は?

紫式部の本当の名前は不明です。(いろいろな説はあるようです。)
「式部」は、
●父藤原為時の官位(式部省の官僚・式部大丞だったこと)に由来するとする説
●同母兄弟の藤原惟規の官位によるとする説
があるようですが、いずれも官位の名称ですね。


出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AB%E5%BC%8F%E9%83%A8

女房名は、藤式部だそうです。
藤は、藤原の藤なんでしょうね。
紫式部は、ペンネームだったのでしょうか?
源氏物語の「紫の上」からとったとの説もあるようです。

子どもの頃から優秀で、兄弟が漢詩の勉強をしていると紫式部の方があっという間に覚えてしまうということがよくあったそうです。貴族の中では、男性は、漢詩、女性は和歌という風だったそうですが、紫式部は、漢詩も語れる教養がある女性だったようです。

紫式部の生年や没年などは、詳しくわかっていないそうです。(現在、いろいろ調査はされているようです。

紫式部は、藤原為時の娘。
母親は、摂津守・藤原為信女ですが、紫式部が幼いころになくなっています。
兄弟に藤原惟規(兄か弟が不明です。)また、姉がいたこともわかっています。

紫式部の経歴は?

父、為時は30代に東宮(皇太子)の読書役や東宮が花山天皇になると蔵人、式部大丞と出世したそうですが、花山天皇が出家すると仕事はなくなったようです。10年後、一条天皇に詩を奉じた結果、越前国の受領となり、紫式部とともに越前国へ出向き、紫式部は、娘時代の約2年を越前国で過ごします。この時代、女性が外にでることは珍しかったので、越前国での2年間は、紫式部にとって外の世界を見るとてもよい機会だったのだと思います。

スポンサーリンク

その後、親子ほども年の差がある山城守・藤原宣孝と結婚し、一女・藤原賢子(大弐三位)を儲けます。しかし、宣孝は病気にかかり亡くなってしまいます。ふたりの結婚生活は2~3年だったといいます。

そのころから、紫式部は、「源氏物語」を書き始め、それを聞いた藤原道長が娘彰子の女房にしたようです。
女房(にょうぼう)というのは、女主人に仕える女性で、主人のお世話や文学などの先生役、他にも外からの取次をする秘書のようなお仕事をします。

当時の天皇、一条天皇には、定子という后と彰子がいました。それぞれに優秀な女房を置いてサロンのようなものをつくり、一条天皇が后たちのところに来てくれるように競っていました。

「源氏物語」の他にも「紫式部日記」や百人一首の中にもある和歌「「めぐりあひて 見しや
それとも わかぬ間に 雲がくれにし」が有名ですね。

彰子のサロンには、「源氏物語」の作者の紫式部、定子のサロンには、「枕草子」の作者清少納言がいました。

紫式部と藤原道長の関係は?

紫式部は、藤原道長の要請で彰子のサロンに女房としてつかえるようになります。
藤原道長は、「「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 虧(かけ)たることも なしと思へば」(「この世は 自分(道長)のためにあるようなものだ 望月(満月)のように 何も足りないものはない」)で有名ですよね。
娘たちをどんどん天皇の后にして外戚として権力を握っていきます。
紫式部藤原道長の関係は、あまり文献に残っていないそうです。
藤原道長の妾という説もあるようですが、同じ時代を生き、彰子に期待をかけた同志のような関係だったのかもしれません。

ただ、紫式部の書いた「源氏物語」の主人公の光の君は、藤原道長がモデルという説があるようです。

映画「源氏物語 千年の謎」(2011年)でもお互いを刺激しあう関係のように描かれていましたね。

スポンサーリンク

まとめ

紫式部は、1000年以上前に「源氏物語」を描いた女性ですね。1000年以上も読み継がれる小説を書くってすごいですね。現代でもいろいろな作家の方や漫画家の方が現代訳にして出版されているので、私たちも手に取って読めますね。内容は、ロマンスや呪詛、権力争いなど盛りだくさんテーマが入っているので長いですが飽きさせません。

そういえば、今はあまり見かけませんが2000円札は、紫式部が描かれていますね。


出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AB%E5%BC%8F%E9%83%A8

スポンサーリンク
スポンサーリンク
作家、クリエーター、著述家他
pirika-nonnoをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました