中山哲也社長(トラスコ中山㈱)の独自の経営方法と社会貢献事業(カンブリア宮殿)

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こんにちは。
管理人のピリカです。

今回は、今、急成長をしている機械工具の卸売りの会社、トラスコ中山㈱。
トラスコ中山の社長の経営方針は、独自の経営方針。
また、中山哲也社長は、会社とは別に公益財団法人中山視覚福祉財団も運営しています。
今回は、中山社長トラスコ中山中山視覚福祉財団も調べてみました。

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出典:http://www.nakayama-zaidan.jp/message.html#message-plink01

トラスコ中山(株)とは?

トラスコ中山(株)は、機械工具の卸売の会社です。

建設関係や工事関係では、いろいろな器具が必要となってきます。
今やネットで購入できて便利ですが、その中でもトラスコ中山㈱では、全国に28カ所の物流センターを完備し、在庫アイテム数は58万という業界でも圧倒的な在庫を保有しているそうです。

今は在庫を持たないで運営する会社が多い中、なぜこんなにたくさんの在庫を持つのか?
それは、お客様サイドに立っての運営だからだそうです。
モノづくり現場というのは、1つの工具がないことで製造ラインが止まってしまうこともあります。ものづくりを止めない、日本の製造業の役に立つというのも会社のコンセプトのようです。

社名の「トラスコ(TRUSCO)」の由来は、「TRUST(信頼)」と「COMPANY(企業)」を組み合わせたもので、「信頼を生む企業」を意味する造語だそうです。

どのような経営方法なのか?

トラスコ中山㈱には、独自のシステムを創り出しています。
トラスコ中山㈱は、全国に28カ所の物流センターを完備し、在庫アイテム数は58万もあるそうです。
その中でも埼玉県幸手市の『プラネット埼玉』は、トラスコ中山㈱最大規模の物流センターです。在庫管理に商品の置き場所を固定しないフリーロケーションシステムを採用し、無駄なスペースをなくし、高密度な収納を実現して在庫を管理し、発送しているそうです。

また、独自のシステムとして『MROストッカー』というものがあります。
モノづくり現場で使用される工場用の商品を事前に棚に置いておく納期ゼロの即納サービスで、いわば置き薬の工具版です。
ユーザー指定品の商品やおすすめの商品を置きます。
在庫、数量、利用状況などはシステムで管理されているため、使った分だけ費用が発生します。管理コストゼロ、ムダ買いゼロを実現し、23年6月末時点で、全国で974件設置されているそうです。

また、運送の2024年問題に対して
『ニアワセ』を行っているそうです。
『ニアワセ』は、1回のご注文をできるだけ1つの箱にまとめて出荷するサービスです。
当たり前のように思いますが、在庫なければ、1回の注文でも数個に分かれてユーザーの手元に届きます。配送の手間や受取の手間がかかりますよね。
『ニアワセ』は、荷物個数が減少すれば、配送負荷や受け取りの手間を軽減します。その上、段ボールの利用量や処理の手間を減らし、環境負荷を半減させることが可能というところまで考えれらているそうです。

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トラスコの社会貢献事業とは?

中山哲也社長は、トラスコ中山㈱の社会貢献事業として、
公益財団法人中山視覚福祉財団を設立し、兵庫県下において視覚障がい者の社会参加促進活動に対する支援を行っているそうです。令和3年(2021)9月に新しい中山記念会館を建設し、その中にいろいろな団体がはいりそれぞれに活動をされているそうです。


出典:http://www.nakayama-zaidan.jp/summary.html#summary-plink01

この公益財団法人中山視覚福祉財団は、どこからも寄附や補助をいただかず、独立独歩、独自性のある活動を行っているそうです。収入源はトラスコ中山株式会社の配当のみということです。

この財団の立ち上げには、中山哲也社長の誕生に関わっているそうです。
中山哲也社長は、鉗子分娩による視神経損傷で、片目の光を失ったそうです。トラスコ㈱の前進の中山機工商会(大阪市)は、1959 年に創業したそうですが、中山哲也社長が失明状態で生まれたことで、中山哲也社長の先を考えてサラリーマンだった父親が会社を辞めてと母親と一緒に創業したそうです。そのお母様の清子さんが生前「目の不自由な方々のお役に立ちたい・・・」と言っていたことばがきっかけで公益財団法人中山視覚福祉財団を立ち上げたそうです。

まとめ

中山哲也社長は、特に親と跡を継ぐとは思っていなかったようですが、自然と会社を継いだそのことです。しかし、会社に入り経営に携わってからは、いろいろな仕組みを考えだし、会社を成長させるとともに視覚障害者をサポートする公益財団法人中山視覚福祉財団を設立しています。
中山哲也社長の事業哲学は「人や社会のお役に立ててこそ事業であり、企業である」だそうです。「事業であれ企業であれ、活動する以上は人や社会のお役に立たねばなりません。」とも言われていいます。

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